トトロ幼稚舎

横浜市磯子区にあるトトロ幼稚舎のホームページです。

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トトロ幼稚舎の目指すもの。

創り上げる文化
必要なもの、こうあって欲しいものを自らの力で作りだします。人に要求するのではなく、自分に求めて行きます。
消費する文化
自ら創り出すのではなく、あるものの中から選ぶので批判的な眼となります。現代の日本は、消費する文化の中にあるので批判的な人が増え、何となく社会全体がキリキリとしています。

トトロ幼稚舎は、創り上げる文化を担っていきたいと思っています。



室内文化
すぐに目に見える、すぐに評価される。すぐに評価されるので、「早く早く」となってしまいます。目に見えるものが出来ると大人は安心してしまいます。
野外文化
広い野外で活動しているので、目に入りにくい。自然が相手なので評価の基準がない。すぐに評価されないので、ゆったりと過ごす事が出来る。「子供は、野で育てよ」と昔から言われています。多くのことを吸収するときに、目先の評価は必要ないのです。

トトロ幼稚舎は、野外文化の中で子供たちを育てたいと思っています。



トトロ幼稚舎は、創り上げる文化と野外文化の二つの柱で運営されています。 行事にも、これらの考えを取り入れています。 その実例のいくつかを紹介します。


  1. 春の運動会は夕方から
     6月初旬に行われる運動会は、午後4時に始まります。 この日は、お昼ご飯を食べると会場となる野島公園に集まってきます。 2時間ほど運動会をします。終了すると夕食会、そしてキャンプとなります。 幼稚園の多くの家族が一晩ビールを飲みながら語り合い、 子供たちは、夜の公園で遊びます。 運動会とキャンプを融合させると、新しい活動が生み出され、園全体のコミュニケー ションが活発となります。

  2. 園庭は神奈川県全体
     5月の下旬、年長組(赤組)は、丹沢山地の中にある蛭ケ岳登山をします。
     途中に黍殻(きびがら)避難小屋という無人の小屋があります。この小屋に一泊して登ります。無人の小屋に園児が泊まるので、園児の体に合った寝袋を作り、いつ雨になるか分からないので、日常的に雨の中で活動できるようにしっかりとした雨具を用意します。
     車を降りてから山小屋まで4時間歩き、昼食をとった後頂上まで3時間、山小屋に戻るのに2時間、朝から9時間あまり歩けるだけの脚力を日頃からつけておきます。
     そして、この登山に参加できるのは年長組の園児、卒園した小学生、そしてお父さんです。お母さんは、お留守番です。
     父と山を歩く。二日間、父と過ごし、しかも体を使った活動の中で父の姿を見る。子が父の姿を見て感じたことは、人生の中で大きな宝となると思います。



    雨の中 山小屋めざす 父と子ら
    父と子ら 想いで作る 蛭ケ岳
    味噌汁を 配る父たち なれている
    どの子にも 良く世話をする オヤジたち
    義務はたし オヤジ乾杯 子供寝る
    父と子の 同じ思い出 宝物
    つらいこと これなくしては 育たない
    子と父の 人生創る ひなん小屋
    子と父の 人生創る 山の道
    下山して 食べるラーメン 胃にしみる
    園につき 子らのただいま 母なみだ
    父語る 山の中での 子の姿
    父が知り 母の知らない 子の姿
    蛭ケ岳 父の存在 子の胸に
    人生の 何かプラスの 蛭ケ岳
    エンチョーは 荷揚げ楽しみ 感謝され


    野外活動の登山は、人生を生きていく上で多くの技を体と心に植え付けてくれます。 そして、父との活動は貴重な1ページだと思います。

  3. きびがら避難小屋登山
    9月の中旬の土日にかけて、黄組(年中組)のきびがら避難小屋登山があります。
     赤組(年長組)の蛭が岳登山の紹介を「2」でしましたが、その準備を兼ねて避難小屋までの登山があります。
       土曜日朝4時40分頃から新杉田公園に集まり始め5時出発です。 登山口に着くのが7時30分それから4時間、11時30分まで小屋をめざして登ります。大半の子供とお父さんは、小屋に着きお弁当を食べます。小屋の途中まで登っている子も11時30分になったら、その場でお弁当を食べて登山口に戻ります。
     登山口に戻るのが午後2時~3時。それから園に帰ります。園到着が5時~6時です
    。 赤組(年長組)、白組(年小組)、OBのお父さん達は、午後2時頃から園に集まり夕食の準備をします。豚汁作り、ご飯炊き、外の風呂沸かし、足湯作り、宴会(登山無事帰還成功の祝い)準備をします。その準備をしながら、いろいろなクラスのお父さん達と交流が出来ます。  今回の、活動の全てをサポートするのは、お父さん達だけです。その間、お母さんたちは、子供たちやお父さん達から解放されて一晩誰かの家に集まり、飲んだり食べたりおしゃべりして過ごし登山の無事を祈ります。お父さんお母さんが子供の事を見守りながら、楽しい二日間をそれぞれが楽しみます。



     登山から帰った黄組の子供たちは、風呂に入り夕食を食べると手作りの寝袋を出してホールに横になり、いろいろなDVDを見ながら夢の中に入っていきます。
     黄組のお父さん達は、子供が夢の中に入ると、夕食をとりビールを飲みながら、登山のこと、子供のこと、家庭のこと、次の行事のことなどを話し合いながら一日の疲れから次々に寝袋に入ってイビキを立て始めます。  翌朝、日曜日5時頃から起き始めて朝食の用意。前日の豚汁の残りに具を足してすいとん作り、残ったご飯でチャーハン作り、みんなワイワイやりながらテキパキと準備をします。
     6時30分朝食。
     朝食が終わると、子供たちはプールに行く準備。7時30分近くの公園で30分くらい遊んで一山越えたことろにあるプールめざして8時に出発。
     前日登山したのに、またまた近くの山を越えて2時間ほど歩いてプールへ。10時プールに到着。プールでは自分のお父さんや他のお父さんたちと遊び、11時30分プールから上がり、プール前の広場でお父さん達が作るのり巻きを食べて、園に帰る腹ごしらえをします。
     帰りは、山道を通らないので1時間程で園に着きます。
    園に着くと、お母さんと再会「子供ただいま、母涙」の世界となります。父たちは、二日間の活動を終えて、にこやかに乾杯。黄組お父さん達の絆(きずな)がさらに強くなり、これから黄組の後半、赤組一年間の活動はスムーズにしかも楽しくやっていく基礎が出来上がります。  今回は黄組のお父さん達が、山から帰ってきて接待されたので、次回は赤組の活動で園に帰った時は黄組のお父さん達が接待をします。  このようにお互いに接待しあうことにより、全クラスの融和がはかられ活動がなめらかにそして、楽しく意義深いものとなります。

土日の活動の時は、園児とその兄弟姉妹も参加できるので、幼稚園時代に体験したことを弟や妹と一緒に二度三度と体験し、年齢を重ねながらその活動の意義や楽しさ苦しさを追体験します。
 一つの活動は、園児の為だけでなくその子供の家族全体、家族と家族の歴史を創っていくことにもなっています。

2010年9月 トトロ幼稚舎園長 島根正昭

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